内容説明
パソコンを通じて、川崎和男の極上のエッセーが味わえるMacintoshユーザーは幸福だ。20世紀文明が生み出したMacintoshという傑出したモノを語ることで、著者は私達とモノとの関係を再構築しようとしている。本書は、パソコンを主題にした歴史上初の日常的文明論である。
目次
フェティシズムとしてのMacintosh
マウスで絵心を
図解という手段
地獄の特訓とマルチメディア
日本の凝縮化実装
ハイパーワープロは可能か
湾岸戦争とグッドデザイン
ハレのMAC WORLD Expo
かたちに込められたアフォーダンス
虐待でもてなす教育〔ほか〕