内容説明
アジア地域における少子高齢化の現状と福祉のあり方を考える。政治・経済、歴史・宗教、安全保障、災害対策、医療・福祉制度、介護施設の整備、福祉従事者の育成、ネットワークなど。
目次
アジア主義の歴史的考察
アジア共同体論の現在―「東アジア共同体」をめぐる議論を中心として
社会福祉における北東アジアモデルの可能性―比較社会福祉学の視点から
北東アジアでの介護の社会化の現状と課題
コミュニティソーシャルワークの視点からみた高齢社会とアジア共同体―社会発展の触媒としてのソーシャルワーク
移住労働者とNGO活動からみるアジア共同体―タイにおけるMMNとMAPの支援から
高齢社会をめぐる諸課題とアジア共同体
アジアにおける金融面での経済協力について
宗教の視点からみる高齢社会とアジア共同体
高齢社会における自然災害とアジア共同体
韓国からみる高齢社会とアジア共同体
グローバル化と高齢者介護におけるソーシャルワーカーの役割―ホーチミン市内ソーシャルワーク・クラブにおける実態調査から
中国からみた高齢社会とアジア・アイデンティティ
アジア共同体の縮図―日中両国の少子・高齢社会
著者等紹介
萩野浩基[ハギノコウキ]
東北福祉大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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