考えよう!輸入野菜と中国農業―変貌する中国農業と残留農薬問題の波紋

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784755611735
  • NDC分類 611.022
  • Cコード C0060

内容説明

中国産野菜の残留農薬問題は日本社会に大きな不安を与えた。多くの農水産物・加工食品が中国から輸入されているからだ。中国の農業は価格競争力を武器に日本の農業にとっても脅威となりつつある。改革・開放政策のもとで飛躍的発展をとげた中国の農業・農村の現状と日本向け食料輸出の実態を明らかにする。

目次

第1章 変わりゆく中国の農業(中国農業の変貌と農村産業;中国農業のパフォーマンス;農業基盤とインフラ整備 ほか)
第2章 中国農村の経済発展(郷鎮企業と農民所得;兼業農家発生のプロセス;激しさを増す出稼ぎ現象 ほか)
第3章 中国の日本向け食料輸出(急増する日本向け農産物;日本向け食料輸出の担い手;日本向け野菜・食品の主要品目と輸出ルート ほか)

著者等紹介

大島一二[オオシマカズツグ]
東京農業大学国際食料情報学部助教授。東京農業大学国際食料情報学部・大学院で教鞭をとるほか、千葉大学、法政大学で非常勤講師を務める。専門領域は中国の農業・農村問題。最近はとくに農産物の日本向け輸出問題、中国農村の出稼ぎ労働者問題について関心をもっている。1959年長野県生まれ。主著に『現代中国における農村工業化の発展―農村工業と農村経済の変容』筑波書房、1993年(1994年度日本農業経済学会奨励賞受賞)など。博士(農業経済学)
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