政軍関係研究

政軍関係研究

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  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784755611599
  • NDC分類 393.2
  • Cコード C3031

内容説明

民主主義国家では、文民統制が確立しているが、政府が軍を統制できない国家では、軍の政治介入や軍事独裁が頻発する。本書は政軍関係を追求したわが国では類書のない研究である。

目次

第1部 政軍関係の理論的考察(政軍関係の基礎理論;政軍関係の形態と病理;軍国主義と政軍関係についての展望―ベルクハーンの学説史研究に即して;政軍関係論の新展開)
第2部 政軍関係の歴史的研究(ドイツ近現代史の中の政軍関係―文献解題の試み;マジノ線の悲劇―フランス現代史の政軍関係への一視角;危機と政軍関係―日本現代史の一側面)

著者等紹介

三宅正樹[ミヤケマサキ]
1934年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院(西洋史学専攻)博士課程修了。国立国会図書館調査局、神奈川大学を経て、現在明治大学政治経済学部教授。文学博士。専攻は現代国際政治史、歴史理論。1985年から10年間、国際歴史学会理事をつとめる
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感想・レビュー

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ワッキー提督

2
政軍関係の導入としては良い本だと思われる。第二部の事例研究は多少蛇足的ではあるが、海外の研究が大量に紹介されているなど今後の手掛かりになるとは感じた。既に絶版なのか中古でしかamazonで売られていないのが残念。大学図書館にて。2013/07/27

Kenji Suzuya

0
ハンチントン始め主要な政軍関係理論について詳しく紹介している。要点だけを掴みとるというのも急ぎ足で大変だが、手引きとしては十分。2012/10/24

たなか

0
「軍国主義は垢まみれだから政軍関係と呼ぼう」 第一章 プラエトリアンと職業軍人二 芦田修正とルーデンドルフ著作三 社会ダーウィニズム→軍産複合体、ギャリソン先生 ドイツ人、流出防止でロシアのエンジニアに留まるよう投資(92年)四 「ロシアのこなごなに砕けた軍隊」70s内向きアメリカ五 ラインハルトの死後トリューニヒト大勝利(史実ドイツ)六 シュトレーゼマン(モンテ・クリスト伯)の向こう側以外はひどい文学七 日本とワシントン体制について、プラウンシュバイク工業大学なんたら教授「」2012/01/03

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