内容説明
戦争でしあわせは守れますか。沖縄戦研究の第一線から「新たな戦前」への警鐘。沖縄戦の教訓を「軍民一体の戦闘」に塗り替え、改ざんに奔走する「軍事国家」日本のカラクリに迫る。
目次
問題意識の芽生え
赤松氏来島事件
相反する認識
「来島事件」その後
県史の調査執筆
「軍国幼児」の記憶
初の聞き取り調査
戦跡基地巡り開始
伊是名島虐殺事件
糸数アブチラガマ
糸数アブチラガマの調査
日比野傷病兵の手記
県立平和祈念資料館
ウワイスーコー
平和の礎へ
平和祈念資料館
沖縄戦を考える会
那覇市民の体験記録
沖縄と軍諜報機関員
中野の精神〔ほか〕
著者等紹介
石原昌家[イシハラマサイエ]
1941年生、台湾宜蘭市生まれ、沖縄県那覇市首里出身。1961年3月首里高校、66年3月大阪外国語大学西語科、1970年3月大阪市立大学大学院文学研究科修士課程(社会学専攻)修了。同年4月、国際大学教養部講師、72年4月沖縄国際大学文学部社会学科講師、74年助教授、82年教授、2010年から沖縄国際大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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