燃エガラからの思考―記憶の交差路としての広島へ

個数:

燃エガラからの思考―記憶の交差路としての広島へ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月06日 21時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784755403217
  • NDC分類 704
  • Cコード C0010

内容説明

破局の残骸を継ぎ合わせ、核の普遍史に抵抗する連帯の場を開く。「唯一の戦争被爆国」の神話を突き崩す「逆流」(殿敷侃)を芸術に見届け、近代史が集積した広島の今を問う。他者の記憶が行き交う街路を開くために。「震撼させられた者たちの連帯」(ヤン・パトチカ)の可能性を探る『パット剥ギトッテシマッタ後の世界へ』以後の広島/ヒロシマをめぐる思考を集成。

目次

序 ベルリン‐ヒロシマ通信
第1部 記憶とその造形(殿敷侃の点描;そこに歴史はない―ベルリンからグラウンド・ゼロトしての広島を思う ほか)
第2部 記憶の詩学(記憶する言葉へ―忘却と暴力の歴史に抗して;言葉を枯らしてうたえ―吉増剛造の詩作から“うた”を問う ほか)
第3部 ヒロシマ批評草紙(“死と再生”を物語る音楽を問う―能登原由美『「ヒロシマ」が鳴り響くとき』書評;“原爆”を読み継ぐことへの誘い―川口隆行編著『(原爆)を読む文化事典』書評 ほか)
第4部 記憶の交差路へ(殿敷侃―逆流の生まれるところ;地図の余白から―記憶の交差路としての広島へ ほか)

著者等紹介

柿木伸之[カキギノブユキ]
1970年鹿児島市生まれ。上智大学大学院哲学研究科博士後期課程を満期退学後、上智大学文学部哲学科助手、広島市立大学国際学部教授を経て、西南学院大学国際文化学部教授。博士(哲学)。専門は哲学と美学。二十世紀のドイツ語圏の哲学と美学を主要な研究領域とする、芸術評論も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品