内容説明
私はお母に似ていると思った。目の大きさ、あごの輪郭、耳の形、何もかも似ていて欲しかった。曲がった指も似ていていい…ハンセン病と戦争の痛みを抱えた花雲ヌ物語。感動の涙を流した「椎の川」の続編を今。
著者等紹介
大城貞俊[オオシロサダトシ]
1949年沖縄県大宜味村に生まれる。元琉球大学教育学部教授。詩人、作家。県立高校や県立教育センター、県立学校教育課、昭和薬科大学附属中高等学校勤務を経て2009年琉球大学教育学部に採用。2014年琉球大学教育学部教授で定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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