内容説明
ジェンダー/セクシュアリティの自由は、いかに可能か?バトラー理論を社会学的に再構成し、主体と他者、言語と物質、権力と抵抗の関係を捉え直す。
目次
問題設定
第1部 「主体」と「他者」(ジェンダー理論における「主体」の問題化;ふたつの「他者性」)
第2部 「(非)主体」と「社会空間」(異性愛主義の物質性;マルクス主義フェミニズム理論の再構成)
第3部 「批判的脱主体化」と「未来」(「パフォーマティヴィティ」の「時間性」;公私二元論の再検討)
要約と結論
著者等紹介
大貫挙学[オオヌキタカミチ]
1973年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学、博士(社会学)。専門分野は理論社会学、ジェンダー論、犯罪社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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