内容説明
検察の犯罪は村木厚子さんの事件だけではない。テレビ記者の見た9件の冤罪事件。
目次
冤罪と客観報道
一四七人の自白調書―大阪高槻市・選挙違反事件
出所した男―浜松幼児せっかん死事件
偽証―福井・女子中学生殺人事件
消えたアリバイ―滋賀・日野町事件
死刑囚の手紙―静岡・袴田事件
彼女は嘘をついたのか―京浜急行・痴漢冤罪事件
DNA鑑定の呪縛―足利事件と飯塚事件
証拠を隠し続ける検察、冤罪を見抜けない裁判所―茨城・布川事件
終わりに そして冤罪はなくならない
著者等紹介
里見繁[サトミシゲル]
1951年生まれ。東京都立大学法学部卒業。民間放送のテレビ報道記者を経て、30歳からテレビドキュメンタリー一筋。2010年から関西大学社会学部教授。主な作品:映像90「ガンを生きる」(95年民間放送連盟賞教養番組部門・最優秀賞)映像01「出所した男」(02年芸術祭テレビドキュメンタリー部門・優秀賞、民間放送連盟賞報道番組部門・最優秀賞)他に、日本ジャーナリスト会議賞、地方の時代賞、ギャラクシー賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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