目次
「六〇年代」論覚え書き―編集のための試論
サークル村の内と外―「戦後」が終わったとき、「われわれ」は…
清張小説における「山峡」と「謀略」―松本清張の一九六〇年の仕事とメディア
天皇とセヴンティーン―反天皇小説の周辺
清水哲男と清水昶―一九六〇年代、詩の転機をめぐって
祝祭―六十年代前衛短歌運動とは
対幻想のかげで―高橋たか子・矢川澄子・冥王まさ子の六〇年代
「第三世界」への眼差し―上原専禄と堀田善衛を介して
一九六九年論―村上龍の迷路
「連合赤軍」小説を読む―事件・報道・フィクション〔ほか〕