目次
1章 銃後への胎動―1930年代の女たち
2章 銃後の組織化―国防婦人会を中心に
3章 それぞれの銃後
4章 銃後のくらし
5章 女たちの8月15日―銃後の終焉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魔魔男爵
3
被曝者なのに丸木夫妻の原爆の図に加害者意識が抜けてると糾弾する、素晴らしい自己批判能力を持つ著者の、大東亜侵略戦争時の女性批判の書。戦時の雑誌や新聞を10年かけて読み調べ、反戦フェミニストのイメージが強いあいつもこいつも、侵略戦争に加担した問題意識の低いアホだったと暴いてる痛快な本。市川房枝も宮本百合子も高群逸枝も林芙美子も村岡花子も野上弥生子も残念な人でした(*´∇`*)。目糞鼻糞の違いでしか無いが、逮捕されずに日本で生き延びた女性文化人は、養鶏業者として自立していた山川菊栄が一番マシだったと思わ2020/05/28
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- 和書
- きのこのなぐさめ