目次
序章 変貌する都市と郊外(シティーとウェストエンド;京に鄙あり;キーツのロンドンと郊外の変貌;キーツとハントのハムステッド)
第1章 啓蒙時代と造形美術(時代の文化的趨勢;コウルリッジの審美性と想像力;啓蒙時代の詩文と造形美術;ヴィーナス像の魅力)
第2章 美との交錯(人生という旅;国内旅行ブーム;湖水地方の詩学;風景美との交錯;もう千日の命)
第3章 断片の美学(断片と境界;啓蒙思想と断片性;秘すれば花;断片たる存在の描出)
第4章 断片の美学の彼方へ(ふたつの断片詩;夢と自己客体化;広大無辺なる伽藍;煉獄の岩山;夢想家、博愛家、そして詩人;蒼白の顔容)
著者等紹介
西山清[ニシヤマキヨシ]
1949年(昭和24)年、東京都に生まれる。現在、早稲田大学名誉教授。専攻はイギリス・ロマン派文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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