目次
第1章 迷路のような細道―「一八二〇年詩集」とメランコリー
第2章 温かな愛―「サイキのオード」論
第3章 陶酔と覚醒―「ナイチンゲールのオード」論
第4章 話者と腹話術―「ギリシア古壺のオード」論
第5章 一八一九年の気分―「インドレンスのオード」論
第6章 悲しみの秘儀―「メランコリーのオード」論
第7章 「霧の季節」と「豊穣の季節」と―「秋によせる」論
付章1 キーツと地獄体験―「十二月の陰鬱な夜に」論
付章2 詩人と医者と慰者―キーツとアポロ
著者等紹介
山内正一[ヤマウチショウイチ]
1945年、熊本市に生まれる。熊本大学法文学部文学科(英文専攻)卒業、九州大学大学院文学研究科修士課程(英文学専攻)修了。山口大学人文学部助教授、九州大学大学院言語文化研究院教授、同大学院比較社会文化学府(国際言語文化講座)教授、福岡大学人文学部教授を経て、九州大学名誉教授および福岡大学名誉教授。その間に二度(1981年、1993‐94年)、客員研究員(文部省短期・長期在外研究員)としてケンブリッジ大学にてイギリス・ロマン派の研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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