内容説明
人間の営為の儚さとは対照的な“自然の永遠性”を歌ったイングランドの詩人ジョン・クレア(1793‐1864)。本邦初訳となる121の詩編を厳選し、その精髄を伝えたみずみずしい訳詩集。
目次
1 愛の対象である古里の田園、自分によく似た自然物
2 四季の彩りを歌う作品群
3 小動物の詩、そして鳥の巣の歌
4 恋愛詩、家族愛の歌
5 社会風刺詩、農村の労働歌、反戦詩
6 『羊飼いの暦』(The Shepherd’s Calendar)―あらすじ付き抄訳(六月は全訳)
7 “自然”の本質、“時と死”の真実
8 『後期詩集』から
著者等紹介
森松健介[モリマツケンスケ]
東京大学大学院英語英米文学修士課程修了後、神戸市外国語大学助手、専任講師。中央大学専任講師、助教授、教授。現・名誉教授。元東京芸術大学、成蹊大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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