目次
二人の出会いと友情の始まり―1795年夏から1797年春
詩的対話の幕開け―『イチイの木陰の椅子』対『この菩提樹の木陰わが牢獄』
『隠士』構想の幕開け―『行商人』対『真夜中の霜』
『隠士』から『リリカル・バラッズ』へ―『老水夫』対『白痴の少年』
理想郷「緑の静かな谷間」―『孤独の不安』(『隠士』の原点)
『ティンタン僧院』―自伝詩『序曲』の先駆け
『序曲』第1部の創造背景―ゴスラーでの4ヶ月半
『序曲』全2部の創造過程―コールリッジの要請に応えて
『グラスミアの我が家』―『孤独の不安』に対応して
『リリカル・バラッズ』第2版出版に至る過程―『クリスタベル』の挫折と『マイケル』創造の意味〔ほか〕
著者等紹介
山田豊[ヤマダユタカ]
1931年和歌山県粉河町に生まれる。1955年大阪大学文学部卒業。1958年大阪大学文学研究科修士課程修了。1960年立命館大学文学部専任講師。1965年同大学助教授。1970年龍谷大学文学部助教授。1972年同大学教授。1989年文学博士(龍谷大学)。2000年龍谷大学名誉教授。専攻は英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。