内容説明
最新詩集より新たな試み“ファウンド・ポーエム”２篇を含む１７篇を訳出し、詩人が見事なリズム感覚とリリシズムで創出した小宇宙を再現する。
目次
ハリー・パッチ『最後の戦う一兵卒』
羽毛の竿
ウイリアム・クーパーの生涯
わたしの傑作
診断
ルーパート・ブルックの墓
石炭殻の道
おやすみのキス
ロバート・フロストの話
日本の庭園〔ほか〕
著者等紹介
モーション，アンドルー［モーション，アンドルー］［Ｍｏｔｉｏｎ，Ａｎｄｒｅｗ］
１９５２年ロンドンに生まれる。オックスフォード大学で学士号と修士号を取得。現在ロンドン大学教授。１９９９年５月～２００９年４月、第１９代英国桂冠詩人
伊木和子［イキカズコ］
東京生まれ。東京女子大学で学士号、英国ブリンマー大学で修士号取得。イギリス・ロマン派学会理事。１９８７年４月～２００９年３月、上野学園大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mikan
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独特の言い回しが多くて、意味がわからない部分も結構あった。でも意味がわかる部分については、こんな表現の仕方があるのかと面白く読めた。文体としては、一文が長めだけど流れるようなリズムで読みやすいなと思った。文の途中に差し込まれる空白行が独特の間を生んでいる感じ。内容としては、何かしらの憂いを抱えた人の心情を言葉や行動から浮き彫りにするものが多かったかな。2020/04/10
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