目次
詩と小曲
雑詩とバラッド
エピグラム
西東詩集
感想・レビュー
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青い空白い雲
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【おのれが知るかぎりの最善至高のものを、「神」と名づけ「かれ」と呼び… もし人の内部に神の力が宿らなかったら、どうして神性がわたしたちを感動させるだろうと。】 もう書き連ねた以上に増える事はなく、全ての言葉が永遠性を帯びるているからだろうか、完結した人間の言葉ほど確かなものはない。 ゲーテは詩は暴露と告白であるという、ゲーテの暴露と告白はまさしくその詩であったと思う。 全ては読み解けないし読み解く必要もない、ただゲーテの告白に耳を傾ければいいでしょう。 酒飲みの戯言みたいな詩があるのですが好きです。2023/05/24