青年期―谷崎潤一郎論

青年期―谷崎潤一郎論

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784755103872
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

初期作品から「痴人の愛」「蓼喰ふ虫」の達成へ―。江戸情緒とモダニズム、東洋趣味と西洋趣味、下町と山の手、関東と関西、マゾヒズムと「悪」の芸術性…。身体と精神を蝕んだ、対立する要因の葛藤。永い青年期が、のちの「大谷崎」を生んだ。

目次

序章 なぜ青年期論か
第1章 学校教育の新世代
第2章 「下町小説」と「山の手小説」
第3章 都市と青春
第4章 自己不確実と「悪」
第5章 かたちのない孤立
第6章 芸術の西洋
第7章 「痴人の愛」への道
第8章 「蓼喰ふ虫」の達成

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