内容説明
日本近代詩の最高峰、吉田一穂。『海の聖母』の抒情から、詩的言語の形而上学的結晶「白鳥十五章」を経て、最晩年の境地まで、幾何学的精神が構築した世界の全貌を描いた力作長篇評伝。
目次
第1章 一穂詩の出発とその周辺
第2章 『海の聖母』の世界
第3章 短歌的原罪との訣別
第4章 散文詩集『故園の書』と『詩と詩論』時代
第5章 『稗子伝』の成立
第6章 「白鳥」十五章の完成と『古代緑地』
第7章 一穂童話『ひばりはそらに』
第8章 随想集『桃花村』と終焉世界
第9章 白鳥私記
日本近代詩の最高峰、吉田一穂。『海の聖母』の抒情から、詩的言語の形而上学的結晶「白鳥十五章」を経て、最晩年の境地まで、幾何学的精神が構築した世界の全貌を描いた力作長篇評伝。
第1章 一穂詩の出発とその周辺
第2章 『海の聖母』の世界
第3章 短歌的原罪との訣別
第4章 散文詩集『故園の書』と『詩と詩論』時代
第5章 『稗子伝』の成立
第6章 「白鳥」十五章の完成と『古代緑地』
第7章 一穂童話『ひばりはそらに』
第8章 随想集『桃花村』と終焉世界
第9章 白鳥私記