内容説明
真っ直な道が見失われた今日、森の中をさ迷う旅人のように、語学教師は、異文化理解に立ち塞がる「言葉の壁」に向って、問い、答え、考えた。少年期の思い出、パリ滞在記を織りまぜた、自伝的フランス語体験録。
目次
A フランスだより(いわゆる「言葉の壁」をめぐって;電話、恨みつらみ;「エトランゼ」の死;ある展覧会評によせて;アルキの子供たち ほか)
B 教育の現場から(「最後の授業」の読み方;女ばかりの夏;フランスは汚らしい;ズル休みの効用;耳寄りな話 ほか)
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- 和書
- 余白の力