内容説明
同志社の創立者、新島襄の理想に憧れ、単身来日したアメリカの女性宣教師M・F・デントンは、日本をこよなく愛し、同志社女学校の教師として学校の充実、発展に、また社会福祉に多大の功績を残した。本年は奇しくも彼女の来日100周年に当たる。その記念出版として、彼女の90年近くにわたる波乱にとんだ劇的な生涯を、数々のエピソードなども混じえつつ、完璧に描ききった興味つきない物語。
目次
第1章 船出
第2章 翼のついた館
第3章 汽車は3等車で
第4章 ドロボーガールズ、待ちます
第5章 チャペル、完成す
第6章 神の楽器、パイプオルガン
第7章 敵国人になったデントン
第8章 コングラチュレーション