出版社内容情報
土地や取引相場のない株式等を中心として、基本的な事項をできるだけ分かり易く記述し、評価の手順をフローチャートにして掲載するとともに、路線価図や評価明細書を多用して解説した財産評価の基本書。
● 取引相場のない株式等の評価について類似業種比準方式の計算方法の見直しに対応し、令和6年分の最新の類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等を掲載
● 特に注意したい点・ポイントとなる点については、チェックポイント・誤りやすい事例・設例で解説
● 日本標準産業分類の分類項目と類似業種比準価額計算上の業種目との対比表を掲載
【目次】
相続税・贈与税における財産評価のあらまし
1 時価とは
2 個別評価
3 相続税や贈与税が課税される財産
第1章 土地及び土地の上に存する権利
第1 評価の手順
1 評価物件の特定
2 資料の収集
3 地積の確定
4 地目の判定
5 評価単位の判定
○チェックポイント1 共有地の評価
第2 土地及び土地の上に存する権利の評価上の区分
1 土地の評価上の区分
○チェックポイント2 地目の判定
【設例1】地目の異なる土地が一体として利用されている場合の評価(1)
【設例2】地目の異なる土地が一体として利用されている場合の評価(2)
【設例3】地目の異なる土地を一団として評価する場合
2 土地の上に存する権利の評価上の区分
第3 宅地の評価
1 宅地の評価の概要
2 路線価図の見方
3 評価倍率表の見方
4 宅地の評価単位
○チェックポイント3 宅地の分割が行われた場合の評価単位の判定
5 路線価方式による評価例
(1)間口距離の求め方
(2)奥行価格補正の仕方
(3)一路線に面している宅地
【設例4】宅地が2以上の地区にまたがる場合の画地調整
(4)角地(正面と側方が路線に面している宅地)
○チェックポイント4 奥行価格補正後の価額が同額となる場合の正面路線の判定地区が異なる場合の正面路線の判定
【設例5】地区の異なる2以上の路線に接する宅地の評価
【設例6】路線価の高い方の路線の影響を受ける度合いが著しく低い場合の評価
(5)準角地(正面と側方が一系統の路線に面している宅地)
(6)角地(側方路線に宅地の一部が接している場合)
(7)正面と裏面が路線に面している宅地
【設例7】正面路線の判定
(8)三路線に面している宅地(側方・裏面路線)
(9)三路線に面している宅地(側方路線のみ)
(10)四路線に面している宅地
(11)間口が狭小で奥行が長大な宅地
(12)路地状部分を含む宅地
○チェックポイント5 想定整形地の取り方
(13)不整形な宅地①
【設例8】不整形地の評価──不整形地としての評価を行わない場合
(14)不整形な宅地②(奥行距離の異なるごとに区分できる場合)
(15)不整形な宅地③(角地の場合(1))
(16)不整形な宅地④(角地の場合(2))
○チェックポイント6 側方路線に宅地の一部が接している場合の評価
(17)地積規模の大きな宅地の評価
○チェックポイント7 地積規模の大きな宅地の評価の概要
○チェックポイント8 地積規模の大きな宅地の適用要件①
○チェックポイント9 地積規模の大きな宅地の適用要件②
○チェックポイント10 地積規模の大きな宅地の適用要件③
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