出版社内容情報
昨今、社会問題として取り上げられることが多くなった「老老相続」。少子高齢化、核家族化など家族形態の変化により、これまでは、「同居する子」を中心に親の老後をサポートし、相続後の手続までを進めていたため、問題となることもなったことが、核家族化、少子化に伴い円滑な相続に支障をきたす事例が増加しています。そこで、本書は老老相続の具体的な問題点と対応策を多彩な事例で紹介しています。また、老老相続に直面した際に慌てないために、知っておきたい手続等を豊富に掲載しています。
内容説明
相続、介護、認知症…複雑化する高齢化社会の課題に寄り添う専門家のための指南!!誰もが直面する可能性がある“老老相続”をめぐる問題点について多彩な事例を交えて幅広く解説。
目次
第1章 老老相続(老老介護)の現状
第2章 老老相続(認認相続)の問題点と対処法
第3章 老老相続の具体例
第4章 高齢単身・高齢夫婦世帯の相続手続と相続税
第5章 老老相続に影響する民法等の法整備の現状
第6章 残された財産の把握のために必要な公的機関等への照会