出版社内容情報
相続税・贈与税の基本的な仕組みを正しく理解できるよう、相続税法の理論と計算を基礎から体系的にわかりやすく解説。税法解釈の指針となり、税務実務上の適用の指針ともなる重要な裁判例を数多く収録し、それらの判決に示された当事者の主張や裁判所の判断を通じて相続税法をより深く正しく理解できるよう編集。税務実務に携わる職業会計人、弁護士等をはじめ、大学院及び大学等で相続税法を学ぶ方々まで幅広く活用できる必携書。
・前回版(令和3年1月刊)以降の相続税法の改正及び裁判例・裁決例の動向を踏まえ大幅改訂。
・相続税・贈与税の各種の制度解説においては図表や計算例等を数多く織り込み分かりやすく説明。
・裁判例の解説においては、裁判の背景から当事者の主張及び裁判所の判断までを「事案の概要」、「判決の要旨」及び「コメント」の構成とし、必要に応じて控訴審及び上告審の結果を収録。裁判の一連の流れを理解しやすよう編集。
・書籍冒頭には、本書収録裁判例を書籍掲載順に収録した「裁判例・裁決例目次」を掲載。また、書籍巻末には、裁判例を判決日順に整理した「裁判例・裁決例索引」を収録。確認したい裁判例を用途に応じて即座に検索可能。
目次
第1章 相続・贈与の基礎知識
第2章 相続税と贈与税の納税義務
第3章 相続税の課税の対象
第4章 贈与税の課税の対象
第5章 相続税の課税価格の計算
第6章 相続税額の計算
第7章 相続時精算課税
第8章 贈与税の課税価格と税額の計算(暦年課税)
第9章 申告と税金の納付
第10章 相続税・贈与税の納税猶予の特例(事業承継税制)
第11章 財産の評価
著者等紹介
池本征男[イケモトユクオ]
税務大学校研究部主任教授、東京国税不服審判所横浜支所長、大和及び八王子税務署長などを経て、平成12年に退職し税理士事務所を開設。平成19年度から21年度税理士試験委員
酒井克彦[サカイカツヒコ]
中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了、法学博士(中央大学)、中央大学法科大学院教授。(社)ファルクラム代表理事、(社)アコード租税総合研究所所長、(社)日本租税検定協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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