出版社内容情報
筆者は、代理店の仕事としてお客様に生命保険を提案していく中で、生命保険会社の担当者との打ち合わせを重ねていくうちに生命保険というものの仕組みを理解することができるようになっていきました。
当時は、生命保険の一般課程(保険代理店になるための資格試験の一つ)の勉強と実務を少しだけやっていたとはいえ、その状態で通達や書籍を読んでも何が書かれているかさっぱり分かりませんでした。
今にして思えば、生命保険を理解するためには分かっている人に聞くことが一番早道だったような気がします。
そこで、法人の生命保険の仕組みと処理について理解への早道となるべく本書を書き上げました。
できるだけシステマティックに整理し、平易な表現に努めましたので、本書が皆さんの理解に役立つことができれば幸甚です。
内容説明
法人の生命保険の仕組みと処理について理解の早道となる一冊!会計や税法の基礎、損をしないためのテクニック等幅広く網羅!できるだけ平易な表現で理解に役立つようにわかりやすく解説!
目次
第1章 生命保険って何?
第2章 法人税、相続税、所得税のあらまし
第3章 生命保険契約の区分
第4章 生命保険に関する税務処理(1)“共通事項”
第5章 生命保険に関する税務処理(2)“終身保険と養老保険の税務処理を考える”
第6章 生命保険に関する税務処理(3)“定期保険と第三分野保険の税務処理を考える”
第7章 法人契約の生命保険加入の目的
第8章 資金が苦しくて契約を継続できない場合の損をしない対応策
第9章 経営者の逝去に伴い、会社を解散・清算するときの工夫
第10章 生命保険におけるさまざまな工夫
第11章 巻末資料
著者等紹介
坂野上満[サカノウエミツル]
昭和45年1月富山県高岡市に生まれる。平成25年9月国立大学法人金沢大学法科大学院にて「租税法」非常勤講師に就任。メーカーの勤務経験を生かし、現場の分かる若手税理士として製造・建設・運輸業を中心とした経営の合理化を進めている。また、平成16年より税務・会計及びコミュニケーションをテーマとした講演を東京、千葉、山梨、名古屋、大阪、神戸などで行い、具体的で飽きさせないセミナーを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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