出版社内容情報
令和5年度税制改正により令和8年末まで延長された「持分あり医療法人」から「持分なし医療法人」への贈与税・相続税の非課税移行について解説。認定医療法人の認定を受けるための複雑な要件・手続の流れを解説するとともに、円滑な移行が進まない場合の法務対応にも言及するほか、ケース別の税額計算や医療法人の贈与税申告書記載例を収録するなど実務目線で解説を充実。認定の要件を満たすための定款例や社員総会の議事録作成例を収録するなど資料も充実。
内容説明
医療法人の贈与税申告書記載例も収録!非課税による移行フローをケース別に事例解説!
目次
第1章 持分なし医療法人への移行の流れ(「持分あり医療法人」の課題と法制;「持分あり医療法人」から移行の承認、認定;「持分なし医療法人」への移行促進)
第2章 認定医療法人制度を活用する方法(認定医療法人制度の概要;認定申請;実施状況報告等;諸規程等の整備;認定の取り消し、経過措置等;定款の変更等・事後措置;資金調達等)
第3章 定款変更による知事認可を受ける方法(制度の概要とポイント;「非同族」化等の促進;理事会・社員総会の進め方)
第4章 出資持分・放棄等の課税関係(ケース毎の放棄等・課税関係;贈与税の特例申告のしかた;医療関連法人の課税関係と制度課題)