出版社内容情報
令和5年度税制改正による相続税・贈与税の課税方式の改正により、幅広い層に対して早期の贈与を促進する改正となりました。そこで、本書では課税方法の選択のポイントを示した上で、相続も見据えた「効果的な計画贈与」とするために、ケース別にシミュレーションを行い、贈与の期間や金額の最適値を検証しました。一冊です。
● 資産額、贈与期間のケース別に、贈与な贈与とするためには、「どのくらいの期間で、どのくらいの金額を贈与していくべきか?」について、限界税率を示して具体的に解説
● 暦年課税と相続時精算課税の選択のポイントを掲載
● 贈与税の非課税制度の概要を掲載
● 相続税・贈与税の一体化に向けた今後の課題
● 令和5年度改正(相続税・贈与税関係)について、改正のポイントとして、改正による影響などについてコンパクトに解説
目次
1 令和5年度税制改正の相続税・贈与税の基本的な考え方
2 相続時精算課税と相続前贈与加算の改正
3 贈与税の非課税措置
4 生前贈与の活用例と注意点
5 相続時精算課税110万円の基礎控除追加と相続前贈与加算延長に伴うシミュレーション
6 相続税・贈与税関係のその他の改正
7 今後の課題
著者等紹介
松岡章夫[マツオカアキオ]
昭和33年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業、筑波大学大学院企業法学専攻修士課程終了修了。大蔵省理財局、東京国税局税務相談室等を経て、平成5年3月国税庁資料調査課を最後に退職。平成7年8月税理士事務所開設、平成16・17・18年度税理士試験試験委員。他に東京地方裁判所所属民事調停委員、全国事業再生税理士ネットワーク副代表幹事、早稲田大学大学院(会計研究科)非常勤講師、東京国際大学大学院客員教授など
山岡美樹[ヤマオカヨシキ]
昭和33年愛知県生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。東京国税局課税第一部審理課、資産課税課等を経て、平成20年7月総務部税務相談室を最後に退職。同年8月税理士登録。文京学院大学大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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