出版社内容情報
相続税や贈与税の申告で必須の作業となるのが財産の評価。財産の中でもとりわけ評価額が高く、また評価方法が難しいのが土地の評価です。土地の評価額は納税額に大きな影響を及ぼすことから、税理士には、正しく評価し、適正な納税額を算出することが求められます。本書は、机上での通達解説はできるだけ省略して、文字どおりの実践的な作業内容を中心にした解説書。第1部では、評価作業の基本である資料収集・現地確認・役所調査について、不動産鑑定士としての経験を踏まえたノウハウを含めて解説します。第2部・第3部では、インターネットから誰でも無料でダウンロードできる製図ソフト「Jw_cad」を使用して、基本的な操作方法から、精度の高い補正率を求めるための作業手順と相続税の申告書にも添付可能な図面の作成方法について、実践的に解説していきます。Jw_cadを使いこなせるようになれば、経費をかけて図面作成を外注する必要もありません。この機会に是非、操作方法をマスターしましょう。
● 土地評価に必要な資料収集・現地調査・役所調査のノウハウを満載
● 不整形地の面積もJw_cadを使ってカンタン正確に計算
目次
第1部 土地評価に必要な資料収集・現地調査・役所調査(評価の必要性と問題点;不動産評価の基本作業(基礎調査)
調査結果の評価への反映)
第2部 Jw_cadの基本操作方法(Jw_cadのダウンロードと画面説明;基本操作)
第3部 Jw_cadを使った実践土地評価(地積測量図のトレース;Jw_cadを使用した土地評価の実務)
著者等紹介
國武久幸[クニタケヒサユキ]
昭和35年長崎県生まれ。現在、税理士(東京税理士会第83948)不動産鑑定士(国土交通大臣登録6166号)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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