出版社内容情報
消費税の仕組みが年々複雑化するなか、基本的仕組みを確認する機会が増加しており、初学者向けのテキストとして最適です。日々の実務における、納税義務、課否判定、適用税率の確認、経理処理、税額計算と申告書・付表の記載例など消費税の基礎を網羅的に収録し、会計事務所、企業の経理担当者、学生など幅広い皆様にお使いいただけます。輸出物品販売場における免税対象者の範囲の見直しなど最新の税制改正を反映したほか、税額控除の要件については、現行の区分記載請求書等保存方式に加え、令和5年10月より開始されるインボイス方式について解説しています。
目次
消費税のあらまし
消費税は何にかかるか
国境を越えて行う電子商取引等に係る課税関係
非課税となるものはどのようなものか
免税取引はどのようなものか
納税は誰が行うのか
小規模事業者に対する納税義務免除の特例は
課税期間及び納税地
納税義務はいつ成立するのか
課税標準及び税率は
軽減税率制度
控除税額の計算はどのように行うのか
税額控除の要件は
中小事業者のための税額控除の特例は(簡易課税制度)
申告・納付はいつまでに行うのか
届出書等の提出と帳簿の記載はどうするか
国、地方公共団体等に係る特例とは
総額表示の義務付けとは
税金に不服があるときはどうすればよいのか
地方消費税の概要
消費税及び地方消費税の申告書の作成は
著者等紹介
和氣光[ワケヒカル]
平成4年国税庁消費税課課長補佐。現在、東京税理士会相談員(消費税担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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