出版社内容情報
税務に関わる者に必要な法的思考力、すなわち「リーガルマインド」。好評であった『法律に強い税理士になる―リーガルマインド基礎講座』を、より幅広い読者対象を意識して新装改訂。法的三段論法からみた法的視点、あるいは法的思考力を身につける「リーガルマインド」の「あたらしい教科書」です。
★講義で語りかけるような文体で、学部生などの初学者でも理解できるようにわかりやすく解説!
★「94」のまとめの図表により、ポイントを視覚的にわかりやすく整理!
★「重要センテンス」や「キーワード」を強調表記としてポイントを明確化!
★「重要ワード」を何度でも確認できるよう、巻末に「用語索引」を完備!
★日常税務で活かせる「法的思考力(法的視点)」を身につける、具体的なヒントが満載!
目次
第1章 リーガルマインド―なぜ「リーガルマインド」が求められるのか?
第2章 法的三段論法―リーガルマインドの正体を知る
第3章 法体系の基礎―法体系における税法の位置づけを学ぼう
第4章 法解釈・解釈論―法の解釈はどのように行われるのか?
第5章 判例の読み方―判例はどのように読むべきなのか?
第6章 事実認定―事実の認定はどのように行われるのか?
第7章 立証責任―立証責任の理解はなぜ重要なのか?
第8章 私法―私法の理解はなぜ重要なのか?
第9章 契約―契約書はどのように読むべきなのか?
第10章 応用編―リーガルマインドを税務の仕事にどのように使うべきか?
著者等紹介
木山泰嗣[キヤマヒロツグ]
1974年横浜生まれ。青山学院大学法学部教授(税法)。同大学大学院法学研究科ビジネス法務専攻主任。上智大学法学部法律学科卒。2001年に旧司法試験に合格し、2003年に弁護士登録(第二東京弁護士会)。鳥飼総合法律事務所で、2015年3月まで税務訴訟及び税務に関する法律問題を扱う(著名担当事件に、ストック・オプション訴訟がある)。2011年に、『税務訴訟の法律実務』(弘文堂)で、第34回日税研究賞(奨励賞)を受賞。2015年4月に大学教員に転身(上記法律事務所では客員弁護士)。現在は、法学教育及び税法研究に専念(学部ゼミでは「ディベート」を中心に税法教育を行い、大学院では税理士を目指す社会人の院生等に論文指導をする)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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