出版社内容情報
固定資産税(償却資産)の課税対象、法人税・所得税との異同点といった制度の基本に加え、償却資産申告書と法人税申告書別表の関連性など申告実務に対応。特に「家屋に係る附属設備の対応」など誤まりやすい点は詳解したほか、「市町村調査を踏まえた償却資産申告チェックリスト」では、法人・個人事業者別に確認書類と要チェック項目を一覧で収録し、申告実務に有用!初めて税務に携わる市町村職員のため、企業会計・税務会計の基礎を取り上げたほか、具体的な調査先の選定方法なども取り上げ自治体の研修教材として最適。
内容説明
償却資産申告書と固定資産台帳、法人税申告書別表の対応関係を実例で解説。
目次
第1章 償却資産申告の基礎(償却資産の概要;償却資産の申告から課税、納付の流れ ほか)
第2章 償却資産の事務処理のヒント(早期処理の重要性;固定資産台帳の整備 ほか)
第3章 償却資産調査の実態と対応(償却資産調査の概要;市町村調査の実態 ほか)
第4章 償却資産の理解に必要な簿記、税務会計の基礎知識(複式簿記の基礎と帳簿書類の概要;企業会計(決算書)と税務会計(法人税申告書)の違い ほか)
償却資産申告書、固定資産台帳、決算書、法人税申告書別表の記載例
著者等紹介
大場智[オオバサトル]
平成14年東京都庁入庁。千代田都税事務所固定資産税課、主税局資産税部固定資産評価課、港都税事務所法人事業税課等に従事した後、平成24年退職。平成25年税理士登録。税理士法人勤務を経て平成27年大場智税理士事務所を開業。現在、曙橋税法研究会副代表世話人。一般社団法人資産評価システム研究センター特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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