内容説明
相続税法は、相続、贈与に関連する民法の規定を基本として税の取扱いが定められている。また、相続税や贈与税の計算に当たっては、財産をどう評価するかという問題も生じてくる。そのため、本書は、これらを総合的に解説する実務書として昭和58年12月に創刊され、その後、税法及び通達等の改正があった都度、改訂を重ね刊行してきたが、この度、平成11年度の税制改正事項を織り込み最新版として改訂する。
目次
第1章 民法―相続関係(総則;相続人;相続分;遺産の分割 ほか)
第2章 相続税(相続税の課税原因;相続税の納税義務者;財産取得の時期;財産の所在 ほか)
第3章 贈与税(贈与税の課税原因;贈与税の納税義務者;財産の取得の時期;贈与税の課税財産とその範囲 ほか)
第4章 財産評価(財産評価の原則;相続税法に基づく財産評価;負担付贈与等により取得した土地建物等の評価;評価通達等に基づいて財産評価)
著者等紹介
渡部一[ワタナベハジメ]
関東信越国税局課税第一部資産評価官
鈴木信[スズキシン]
関東信越国税局課税第一部資産税課長
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