内容説明
本書は、法人税の申告書を作成するに当たって、その手引きとして直接に役立つことを狙いとするもの。同時に、法人税の申告書が法人税の計算の仕組みを表形式において体系的に示すものであるところから、法人税を学ぶ場合の一つのテキストとして利用できるものでもある。常に申告書の仕組みを明らかにしながら各表の各欄ごとの記入上必要な事項を説明。先ず、総説においては申告納税制度の概要、申告書の構成と種類、申請及び届出書等の種類、所得金額の計算、確定申告書の記載の順序に項を分けて概説するとともに、各説においては、各表ごとに記載すべき法人、制度の概要、明細書の内容と構成、記載の単位、添付書類、記載の順序、記載のしかた、設例による記載例に区分して解説してある。
目次
第１章 総説（法人税の申告納税制度の概要；法人税の申告書の構成と種類；法人税に係る申請書および届出書等の種類；各事業年度の所得の金額の計算；確定申告書の記載の順序）
第２章 各説（各事業年度の所得に係る申告書―普通法人（特定の医療法人を除く。）及び人格のない社団等の分
同族会社の判定に関する明細書
同族会社の留保金額に対する税額の計算に関する明細書
土地の譲渡等に係る譲渡利益金額に対する税額の計算に関する明細書等
課税除外とされる土地等の譲渡に係る対価の額等に関する明細書等 ほか）
