内容説明
著名作詞家が’70年代からのヒット曲を自ら書き下ろした短編小説集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
29
企画自体は悪くないと思うけど不粋な気もする。というか元ネタの音楽を小説は超えられない。詞にない言葉や状況は受け手が補完して作り上げ固定化していくので後から付け足したような情報は入り込めない。だからこそ何の思い入れも無かった「大阪で生まれた女」が一番響いたのかなと思った。あとベタな神田川をやるならジョニーへの伝言、5番街のマリー辺りをやっても良かった気がする。まぁ不粋な気はするけど。ただ企画としては楽しかった。感想の数から意外と読まれて無さそう。期待せずに読むには良い。★★★☆☆2023/08/01
くみこ
19
神田川 チャイナタウン 失恋レストラン 大阪で生まれた女など、目次に並んだ懐かしい曲名につられて読みました。作詞家さん達が、曲名と同じタイトルで書いた小説です。曲と同じテイストのものもあれば、タイトルから発想を飛ばして新たな物語になったものも。どの物語が心に響くかは、曲への思い入れによって違いそうです。私は山川啓介さん。「チャイナタウン 若すぎた恋の あの香り 蘇る ほろ苦いジャスミンティ」。泣きました。2021/03/25
タカヒサ
1
恋した瞬間から終わりの時は近づいてくる…ああせつないっ(>_<)2011/04/01
abebe
1
書かれている作家さんが好きならば面白いでしょう。2011/01/18