内容説明
国家観や文化伝統や歴史の知識が欠如している日本人の若者は、留学して初めて日本人のアイデンティティーが形成される体験をする。大学入試対策の中で育てられた学生が留学によって自分で生きることを考え、日本を外から見て、わが国を考える力を持てるようになる。留学は世界で勝てる若者を育てる一番の教育である。留学体験を持つ大学教師が、わが国の国際化教育の矛盾を鋭く指摘し、真の国際化教育とは何かを説く目からウロコの一冊。
目次
第1章 留学へ(留学動機;いざ出国;カルチャーショックの始まり;大学入学そして大学院入学;大学外の生活)
第2章 移民国家のアイデンティティー形成(アイデンティティーを考える;人種差別はまだ消えていない)
第3章 英語習得
第4章 教育の国際化とその課題(世界の人口の動きを理解する必要性;国際化教育の人材不足;日本の英語教育の課題;普段からの留学予備教育と実践;留学制度は真の教育の国際化?;留学が国際化教育)
著者等紹介
スカリー悦子[スカリーエツコ]
米国へ留学し学士、修士、Ph.D.を取得する。2000年に帰国し、2016年まで日本の大学で教鞭をとる。英語の第2言語習得教授法、多文化教育、日系移民の歴史と文学を研究課題とし、現在は地域で英語指導、留学予備教育に力をいれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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runatica
2
想像していた内容とかなり違い、同じことを何度も繰り返し書いてあるとくどくも感じたけど、日本人の甘さに気付かされたことは大きい。確かに日本の大学は受験テクニックで入ってきたような学生が多いだろうことは想像もつく。将来の日本を引っ張って行く学生たちに日本の歴史をきちんと学んで、日本人としての誇りや自信を持って欲しいと思った。わたしも日本史は選択しなかったので恥ずかしいくらい何も知らない。今更ながら後悔でいっぱいだ。そして!外国人留学生に対する「おもてなし」は度が過ぎてるやろー!!そのお金を優秀な日本の学生の2017/11/14




