内容説明
“信じて託す”という信託の原点に立って日本で最初の信託銀行を設立。また、日本ロータリークラブを創立し、三井報恩会の理事長として、広く社会奉仕を行い、その生涯を公益事業に捧げ、明治・大正・昭和を生きた経済人の物語。
目次
幼少期
沼津中学校時代
東京での苦学時代
滞米八年
ジャーナリストをめざした活動
就職と結婚
三井銀行へ入る
欧米視察
支店長時代
三井銀行常務取締役時代と、日本ロータリークラブの設立
信託銀行の時代
三井報恩会
学生への奨学金援助
青山学院
従吾会
晩年
米山梅吉の偉業
著者等紹介
三戸岡道夫[ミトオカミチオ]
本名、大貫満雄(おおぬきみつお)。日本文藝家協会員。日本ペンクラブ会員。大日本報徳社副社長。1928年浜松市生まれ。1953年東京大学法学部卒業。協和銀行副頭取を経て、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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