内容説明
本書では、ユーザーの立場に立って、「良いカメラ・ダメなカメラの見分け方」を真摯に考えると同時に、カメラも活かして使ってこその道具であるとの観点から、「賢いカメラの完全活用術」についても言及している。「知ってトクするカメラ選びの採点表」と題したカメラの評価では、外観のデザインと仕上がりの程度、携帯性、持った感じ、機能と使い勝手、性能対価格(コストパフォーマンス)、といった最重要の4項目について評価している。カメラ好きで、こよなく写真を愛してやまない多くのユーザーのみならず、カメラを生みだすカメラメーカー側の商品企画の担当スタッフにも、ぜひ、読んでほしい。
目次
1章 全自動なのになぜキレイな写真が撮れないの?(人気のAFコンパクトカメラやズームなのに、写真が上手に撮れない理由;各社AFカメラ、AFズーム全採点;使いっ切りカメラは当初「使い捨て」と言ったが、今は写り具合も結構いい)
2章 高級35ミリカメラ=こだわり派と曲者ユーザーに大受けのエリートカメラ(うるさ型を納得させる高品位・高性能・高精度の持ち主)
3章 フィルムに全く手をふれずに撮影できるAPS対応カメラがよくわかる章(カメラ各社のAPS対応カメラ徹底採点)
4章 ミクロの世界から宇宙までを捉える最高級一眼レフの世界(日本のカメラ工業の実力を世界に問う各社の一眼レフカメラ採点;大きいことは良いことだ中判カメラファンが増えてきた)