出版社内容情報
小さな池の鯉カイの成長物語。冒険へと飛び出し、大石亀ホウライと出会い、大鯰を退治。観音様の慈愛のもと雨龍となり帰還するが…。馬飛池に生れ育った鯉カイの成長物語。母サキとの約束を守るため、カイは冒険に飛び出した。大石亀ホウライと出会い、大鯰を退治して、龍神になろうと成龍の滝を目指す。太陽の川、月の川を経廻り、昇る!カイは昇る!そして登龍門を目指す。観音様の慈愛のもと、故郷へ帰還するが・・・。
*沈金(ちんきん)絵本について 沈金とは、漆を塗った器物の表面に、沈金刀といわれる刃物で絵を彫り込み、そこに金粉や金箔を擦り込んで絵を浮かび上がらせる技法のことです。今回の絵本の原画も、漆ならではの漆黒のパネルに細密な点描と超リアリズムともいうべき写実表現がなされています。鳥毛作品は、緊張感のある画面構成と思い切りの良い躍動感にあふれています。ここに魅力ある素晴らしい物語絵本が生まれました。
鳥毛清[トリゲキヨシ]
著・文・その他
内容説明
馬飛池に生まれ育った鯉カイの成長物語。母サキとの約束を守るため、カイは旅のカエルと冒険に飛び出した。大石亀ホウライと出会い、大ナマズを退治して、龍神になろうと成龍の滝をめざす。太陽の川、月の川を遡って行く。昇る!昇る!カイは登龍門へ…。観音様の慈愛に導かれて雨龍となったカイは…。沈金絵本。
著者等紹介
鳥毛清[トリゲキヨシ]
1955年石川県穴水町に生まれる。1975年「沈金」の重要無形文化財保持者・前史雄氏に師事。1978年石川県立輪島漆芸技術研修所沈金科修了。1980年日本工芸会正会員に認定。1981年文化庁芸術家国内研修員。1984年石川県立輪島漆芸技術研修所〓漆科聴講終了。1985年第2回日本伝統漆芸展、文化庁長官賞受賞。1988年第29回石川の伝統工芸展、石川県知事賞受賞。1990年第7回日本伝統漆芸展、東京都教育員会賞受賞。1998年第15回日本伝統漆芸展、東京都教育委員会賞受賞、世界漆芸展(台湾)に出品。2011年第58回日本伝統工芸展、高松宮記念賞受賞。現在、日本工芸会正会員(東日本・常任幹事)、日本文化財漆協会会員(常任理事)、東京藝術大学・非常勤講師(集中講義)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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