内容説明
「古韻体」とは、昔の碑や、銘文や、印章等に使われている文字の事です。古い石碑や印章や道標に彫られている文字を参考にしてその風趣を再現する書は、桃山時代頃から行われていると推定出来るのですが、それを現在の書として創作し、更に後世に伝えてゆくにはどうすればよいかを紹介するのが、本書の目的です。コラムの文には京言葉を使いました。
目次
基礎古韻体・二一六字(山川艸木;融通尊寺、常高寺印 ほか)
草書古韻体・三二二字(夫唯不居、掩耳偸鈴、持増広多;糞舟船頭、猶在半途、初一灸 ほか)
篆書古韻体・三九六字(泉屋博古、成心堂印、放下着、大知閑々、天地一指、正暦寺印 ほか)
甲骨文金文古韻体・三五九字(谷神不死、長夜、遊心;貞、無畏、彭、較如画一、何遠之有 ほか)
著者等紹介
水野恵[ミズノケイ]
1931年1月京都生れ。京都府立大学文芸学科卒業。現在、鮟鱇屈主、佛教大学四条センター篆刻講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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