目次
第１章 はじめに
第２章 原子の電子状態
第３章 分子の電子状態
第４章 固体中の原子の電子状態
第５章 固体中の原子間の磁気的相互作用
第６章 固体の電子状態
付録（混成軌道の導出；第２量子化；原子内２電子積分のパラメータ化 ほか）
著者等紹介
藤森淳［フジモリアツシ］
１９５３年東京に生まれる。１９７８年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。科学技術庁無機材質研究所研究員。１９８１年東京大学理学博士。１９８８年東京大学理学部助教授。１９９９年東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
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感想・レビュー
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椎茸うま子
1
バンド理論から入る多くの固体物性とは異なり、ハートリーフォック近似で原子、分子の電子状態を考え、その延長線上で固体の物性を議論する。最初の2,3章は原子、分子を議論するので量子化学っぽく、ハートリーフォック近似に相当慣れることができる。中盤以降、そこまでで得た知識を元にどんどん固体物性への議論に入っていく。磁性酸化物や高温超伝導酸化物といった、いわゆる強相関物質の研究をするのであれば、とりあえず読んでおいて損はない良書。2023/02/15
枕流だった人
0
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