内容説明
本書は著者らが１９６３年から１９９４年にかけて、九州大学工学部冶金学科および鉄鋼冶金学科さらには材料工学科の２ないし３年生に、金属物性論、固体物性学として講義してきた内容の前半部分を「金属物性学の基礎はじめて学ぶ人のために」として、一学期（半年）用にまとめたものである。近年採用されつつあるセメスター制を意識する。
目次
第１章 原子の構造（原子と周期表；電子と原子核；水素原子の構造 ほか）
第２章 結晶構造（結晶格子；格子方向と格子面の指数；Ｘ線回折 ほか）
第３章 弾性と格子振動（原子間の結合力；弾性の原子論；弾性波の伝搬 ほか）
第４章 固体の比熱（比熱；統計熱力学的方法；固体比熱の理論 ほか）
-
- 洋書
- Valvèdre
