内容説明
分析化学は、化学の中でも最も古く最も重要な分野であり、近代の科学的化学は分析化学の助けによって発達したものです。最近でも、化学のほとんどすべての重要な新成果には、分析手法の適切な発達が先行しています。本書は分析化学の歴史的な発展を系統的、連続的に述べたものとして、私の知るかぎり、今までにない初めての試みです。
目次
第1章 古代の分析化学
第2章 中世における分析化学の知識
第3章 医療化学時代の分析化学の知識
第4章 フロギストン時代の分析化学の発展
第5章 化学の基本法則の確立
第6章 Berzeliusの時代
第7章 定性分析と重量分析のその後の進展
第8章 容量分析
第9章 有機元素分析
第10章 電気重量分析
第11章 光学的方法
第12章 分析化学理論の発展
第13章 電気測定分析
第14章 他の分析法
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