感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
71
「中野京子と読み解く クリムトと黄昏のハプスブルク」で、バイロスという画家を知り作品を見たくて図書館を検索していたらこの本がみつかった。蔵書票というのは、本の持ち主が署名のかわりに貼り付けたもの。銅版画で作られた精緻な蔵書票が作られていたのだ。バイロスのものは、エロティックな感じがしていて、これを蔵書に貼ってニタニタしていたのだろうか。もっとバイロスの絵を見てみたい。2024/10/28
trash
0
バイロス、その他の作者の蔵書票を載せた本。蔵書票についての解説、バイロス自身の文も載ってる。70点がバイロスであとはそれ以外の作者。バイロスの作品についてはヴァニラ画廊のバイロス展にあった作品がほとんど載ってるので新鮮さはないけど、家で手にとって作品を見られる(本とはいえ)という事は楽しい。ビアズリーの蔵書票も載ってるよ。2010/02/09