目次
1 理論編(ロールシャッハ反応とはなにか;継起分析の方法)
2 事例編(自己矛盾に悩む青年―神経症水準の対人恐怖症;依存と挑戦を交錯させる女性―高水準の境界的人格構造をもつ対人恐怖症;依存性の反動形成と強迫性格―神経症水準の抑うつ症;自分の城に立てこもる青年―低水準の境界的人格構造をもつ無気力症;依存と独立の葛藤をもつ健常者)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なっしー
1
継起分析の書籍はなかなかない。その入門書。何となく反応の流れを見るのではなく、どの辺りに注目したらいいのかもしっかりと記されている。しかも、図版のそれぞれの特徴が記されている。他の書籍も載せているものがあるが、これは非常に参考になる。ただ、これはロ・テに限らずではあるが、実際にやってみようとするのはなかなか大変で、この書籍を出発点としながらGSVや研修など自己研鑽していくことは必然だろう。各事例は、始めに記録が載せてあるので、自分だったらどう読んでいくか考えながら読み進めていくことができた。2020/10/16
さち
1
改めて再読。プロコトルをもとに継起分析の過程が丁寧に書かれていて分かりやすい。薄いので読みやすいけど学ぶことが多いので何度も読み返したい本。2015/07/28
Kei
1
ロテストの必需品2012/10/20
anchic
1
継起分析をする際にとても参考になった一冊。