目次
第1章 「援助関係」の構造変化
第2章 内省精神療法の構造
第3章 発達凸凹の登場
第4章 学び
第5章 治療のための基本仮説
第6章 治療の見通しのための病態分類
第7章 共有される、治療ハウツー
第8章 援助の進め方
第9章 援助(治療)活動の見本
第10章 援助活動の基礎姿勢
著者等紹介
神田橋條治[カンダバシジョウジ]
1937年鹿児島県加治木町に生まれる。現在、鹿児島市、伊敷病院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
54
【数字を嫌い、屹立した論を嫌い、聞く・語る、そこで自分も変化する、を旨として、生きてきました】精神科医としての60年の工夫と経験から生まれた、神田橋先生の、援助のための基礎知識とハウツーを伝える“助言集”。援助(治療)活動の8つのケースも紹介。「まえがき」で、<これまでの経験から、現在の勉学や技術は、「人が人を援助する」という行いを基盤としており、援助は「いのち」の本質にまで連なっているので、いのちの基盤の水準にまで、思いをめぐらしておくことが、確かな「技術の根」を育てる、と考えるようになりました>と。⇒2023/09/17
rors(セナ)
11
青山ブックセンター本店の「230人がこの夏おすすめする一冊」選書フェアで購入した本。この本を推したのは精神科医などの星野概念先生。素人一般人の私にはすこし難しい箇所も多かったけれど、読むことによってカウンセリングを受けているような感覚になった。 けどこれ、坂口恭平さんが毎日自ら実践していることばかりじゃないのか??(彼のTwitterを見ていて)と思った。坂口恭平さん著「躁鬱大学」で神田橋先生の論文?が出てくるし、なんだか繋がっているなと感じました。2023/08/21
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