内容説明
私たちは、激しい攻撃性を持った子どもたちにときに遭遇します。そういった子どもたちの多くが、人生の中で何らかのトラウマを受けて育ち、それゆえに激しい攻撃性を持つに至ります。そして多くの場合、大人たちは子どもたちの示す攻撃性を前にして、なすすべがありません。只々子どもたちの攻撃性に疲弊し立ち竦んでいる大人たちをたくさん目にします。本書はそういった攻撃性とどのように向き合っていけばいいか、新しい視点で理解することと、具体的で示唆に富んだ方法を教えてくれます。プレイセラピーを実施する心理士やOT、ST、PTなどの療育に関わるセラピストはもちろん、攻撃性やトラウマを抱えた子どもたちに寄りそう医師、看護師、学校の先生などの専門家や、そういった子どもの子育てに奮闘する親御さんたちや児童養護施設の職員、里親さんなどにも読んでほしいと思います。
目次
プレイルームでの攻撃性
新しい視点の探求:攻撃性を受け入れる
神経系を理解すること
調整が真に意味すること
外部調整器としてあなたを育てる
調整の基本
セットアップ
オーセンティックな表現
バウンダリー(境界線)を設けること
激しすぎる神経系の活性化:感情の洪水に対処する〔ほか〕
著者等紹介
ディオン,リサ[ディオン,リサ] [Dion,Lisa]
LPC(Licensed Professional Counselor),RPT‐S(Registered Play Therapist‐Supervisor)。指導者、臨床的なスーパーバイザー。コロラドにあるプレイセラピー協会創設者であり代表であるとともに、Synergetic Play Therapyの創始者である。またLessons from the PlayroomのPodcastやウェビナーシリーズを主宰し、Naropa大学のトランスパーソナルカウンセリング心理学科の非常勤職員をしている。2015年にプレイセラピー協会(Association for Play Therapy)のProfessional Education and Training Award of Excellence受賞
三ケ田智弘[ミケダトモヒロ]
児童精神科医。熊本大学医学部を卒業後、熊本大学医学部附属病院等で小児科医として勤務の後、児童精神科医に転向。アメリカノースカロライナ大学TEACCH部。肥前精神医療センター等での勤務を経て、2020年よりMedical Empowerment Station陣屋の里院長として勤務(現職)。専門は児童思春期領域、発達障害、愛着障害、トラウマ、親子治療、漢方治療など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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