内容説明
発達障害の育児はとても大変そうです。なんだか他人事のような言い方ですが、本当の大変さは実際に育てているお母さんでないとわからないと思います。発達障害の支援とは「それぞれが生まれ持っている凸凹を分析し、それに見合ったサポートをすることにより、不適応状態を改善していくこと」です。その最終ゴールは「支援がなくても、あるいは支援が最小限でも、毎日の生活がある程度スムーズに進んでいくようになること」です。そのためには、子どもを育てていく家族、特に母親の役割は重大です。でも、不安に思うことはありません。これから一緒に考えていきましょう。
目次
第1章 発達障害を知る
第2章 相談・診断・療育・治療
第3章 一つ一つの心配ごと
第4章 周囲とのしがらみ
第5章 年齢別の配慮
第6章 障害受容について
著者等紹介
広瀬宏之[ヒロセヒロユキ]
1969年東京に生まれる。1995年東京大学医学部医学科卒業。1995~1996年東京大学医学部附属病院小児科。1996~1999年千葉徳洲会病院小児科。1999~2003年東京大学大学院医学系研究科生殖・発達・加齢医学専攻。2003~2007年国立成育医療センターこころの診療部発達心理科。2006~2007年フィラデルフィア小児病院児童精神科。2007~2008年横須賀市療育相談センター開設準備室長。2008年~横須賀市療育相談センター所長。2015年~放送大学客員准教授「精神医学特論」「精神疾患とその治療」担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- ニューヨークの唇