出版社内容情報
思春期から青年期の心の在り方を研究 した人のなかには, この時期 を 「疾風怒濤の時代」 と呼ぶものがあります一身体的・精神的に発達のただなかにある思春期・青年期の心理・社会的テーマについて,エクササイズや描画な どのワークを通して, 「心」 と「身体」 の両面から学 びを進める。
内容説明
第1部は「心」です。心はどこにあるのでしょうか?心を見つめることは私たちにとって、どのような意味があるのでしょうか?臨床心理学の礎となる理論をもとに学んでいきましょう。第2部では「身体」の側面から、自分という存在について考えてみましょう。はじめに「心」と「身体」のつながりについて学びます。そしてその後は、私たちにとって自分の身体性がとくに強く感じられる「性」にも目を向けて見ましょう。第3部は、「心の病と健康」です。心身のバランスが崩れるとき、私たちにどのような変化が生じるのか、またそれを予防するためのちょっとしたコツも学んでいただけたら良いと思います。
目次
はじめに 思春期・青年期の心と身体の発達
1 こころ(心の形と働き;わたし;わたしとあなた)
2 からだ(わたしたちの身体;性:ジェンダーとセックス)
3 思春期・青年期の心の病と健康(思春期・青年期に見られる問題;健康な心で過ごすために)
著者等紹介
鍛冶美幸[カジミユキ]
1988年立教大学文学部心理学科卒業。2008年立教大学現代心理学研究科臨床心理学専攻博士後期課程修了。現職:医療法人社団碧水会長谷川病院ダンスセラピスト、フェリス女学院大学非常勤講師、国士舘大学非常勤講師、代官山カウンセリングセンターカウンセラー、私立中学・高校スクールカウンセラー、大泉金杉クリニックカウンセラー、臨床心理士、博士(臨床心理学)、アメリカ・ダンスセラピー協会認定セラピスト(BCDMT)、日本ダンスセラピー協会理事・同会認定スーパーヴァイザー、日本集団精神療法学会認定スーパーヴァイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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