子どもの発達と情緒の障害―事例からみる児童精神医学の臨床

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784753309153
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C3011

出版社内容情報

わが国の子どものこころの代表的な医療施設として,歴史と伝統を誇っている名古屋大学を中心とした著者らによる臨床論文集。発達障害等, 児童精神医学への関心が高まるなか,包括的な支援体勢の構築が望まれるが,臨床経験主義をその信条として,ケースを通して,子どものこころの理解と支援を考える。

目次

第1部 発達障害をめぐる問題(乳児期からはじまる広汎性発達障害の発達支援;広汎性発達障害と強迫;自閉症圏の子どもとの関わりの支援 ほか)
第2部 親と子どもの育ちへの支援(周産期から乳幼児期の親子関係への支援;児童期の心理療法;学校臨床―つなぐことの意味 ほか)
第3部 子どもの情緒的問題へのアプローチ(トラウマ臨床と児童青年精神医学;子どものうつ;児童・思春期の気分障害―双極性障害と若年周期精神病 ほか)

著者等紹介

本城秀次[ホンジョウシュウジ]
1949年京都市に生まれる。1975年名古屋大学医学部卒業。1985年名古屋大学医学部精神医学教室助手。1989年名古屋大学教育学部助教授。現在、名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター教授、医学博士。現職:日本児童青年精神医学会常務理事、日本乳幼児医学・心理学会理事長、愛知児童青年精神医学会理事長

野邑健二[ノムラケンジ]
1994年浜松医科大学医学部卒業。現在、名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター特任准教授

金子一史[カネコヒトシ]
2002年名古屋大学大学院教育学研究科発達臨床学専攻博士後期課程修了。現在、名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター准教授

吉川徹[ヨシカワトオル]
2006年名古屋大学大学院医学系研究科中退。現在、名古屋大学医学部附属病院親と子どもの心療部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポカホンタス

3
職場の月1回の勉強会で1章ずつ読んで、その後症例検討会をしていた。今月ようやく読了。2年くらいかかったかな。勉強になった部分もあったけど、ちょっと違うんじゃない?とつっこみたくなる部分も少なくなかった。そういう意味でも、勉強会で議論するにはちょうどよかった。2013/10/24

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