出版社内容情報
著者長年の臨床経験を一望にするケースを現在の視点からのコメントを付して集成。さらに小此木啓吾によるスーパービジョン「盗み,乱暴,虚言,おもらし,糞漏等の問題をもつ6 歳男子のケース」や,村瀬嘉代子・川畑友二との座談会「子どもの臨床と人類の未来を考える」を加えた,充実の著作集別巻。
目次
序章 本当に子どもは変わったのか
第1章 幼児期・児童期(叔母のおなかの中の赤ちゃんに脅える子;けもののように叫びつづける子;ホスピタリズムの子;心気的訴えを中心としたケース;排泄訓練もできていない重傷ケース;母親との戦いに死をかけた子)
第2章 思春期・青年期(世の中を分かりすぎた少女;親の進学熱にうちのめされた少年;斜頚および種々の問題行動を示した子;突然、親に乱暴をするようになった少年;種々の問題行動を起こしたケース)
第3章 ケース検討(盗み、乱暴、虚言、おもらし、糞漏等の問題をもつ6歳男子のケース)
付章 座談会:子どもの臨床と人類の未来を考える
著者等紹介
小倉清[オグラキヨシ]
1932年和歌山県新宮市に生まれる。1958年慶應義塾大学医学部卒業。1959~1967年米国、エール大学およびメニンガークリニックへ留学。1967~1995年関東中央病院精神科勤務。1996年クリニックおぐら開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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